私たちの取組み

有償ボランティア輸送事業

過疎化によって、上勝町内から民間のバス・タクシー会社が撤退することになり、
お年寄りの移動手段確保のために上勝町が選んだ方策は、日本初の「構造改革特区」として、
一般町民の登録ボランティアドライバーが自家用車で輸送事業を行うというものでした。
ゼロ・ウェイストアカデミーは、2006年からシルバー人材センター事業の一環として、
有償ボランティア輸送事業の事務局を請け負っています。

有償ボランティア輸送事業の流れ

上勝町内では、町営バスが1日に8本(土日は5本)運行していますが、タクシー会社はありません。
山間地域を移動するには、町内の有償ボランティアタクシーを利用するのが便利です。

ご利用方法

利用するには

Step1 会員登録(年会費1000円/人、家族会員200円/人)
登録できる人は、上勝町民および上勝町内の公共施設を利用する人のみです。
登録の有効期間は、毎年4月1日から3月31日までとします。
Step2 事務所へ希望日時/場所を連絡(受付は平日08:30〜17:00まで)
出発あるいは到着が上勝町であれば、町外での利用も可能です。
領収書が必要な方は、その旨を事務所へご連絡下さい。    
Step3 事務所から配車完了の返事を待つ
Step4 当日、送迎してもらい料金を支払う

★公共施設とは、上勝町役場、月ヶ谷交流センター(月の宿)、介護予防活動センター「ひだまり」、産直市「いっきゅう茶屋」、樫原の棚田、アートプロジェクト作品(5カ所)を指します。
その他ご希望の場所があればお問い合せください。

料金

徳島県市部地区による一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)のおおむね2分の1を目安としています。
走行料金 1キロメートル当たり100円
乗車地点から目的地点までの走行距離(切り上げ)により算出します。
2人以上で利用しても、走行料金は同額です。

迎車料金 300円

依頼を受けて、ご希望の場所まで迎えに行く際の料金です。
待機料金 10分当たり100円
利用の途中で、時間待ちがあった場合に待ち時間(切り捨て)で算出します。

参考料金

県外の方(友人3名)が、徳島空港から上勝町の月ヶ谷温泉まで(約46km)行くために、初めて申し込みする場合
年会費1000円×3人分+迎車料金300円+走行料金 約4600円=約7,900円

ドライバーについて

この有償ボランティア輸送事業は、善意の心で成り立っています。登録ドライバーの方は、本当に一般の町民で、本業を別に持っています。なので、移動に困ったおばあちゃんから依頼の電話が来ると、事務所はおばあちゃんの一番近くにいそうなドライバーに「今行けますか?」と聞きます。別の仕事をしているのに、それを中断して送迎してくれるのです。もちろん地元民ですから、道中に上勝の色んな話しを教えてくれるので、徳島県外からのお客様には大好評です。

★公共施設とは、上勝町役場、月ヶ谷交流センター(月の宿)、介護予防活動センター「ひだまり」、産直市「いっきゅう茶屋」、樫原の棚田、アートプロジェクト作品(5カ所)を指します。
その他ご希望の場所があればお問い合せください。

運転者要件

運転者要件
@ 運転歴10年以上
A 年齢70歳未満
B 過去3年間は免許停止処分を受けていないこと

保険加入について
保険については、個人の車に掛けている任意保険で対応します。

規制緩和

当初、この取り組みは「構造改革特別区域」によるもので、本来は法で禁止されている「白ナンバーで送迎してお金をもらう」ことを、上勝町は日本で初めて許可してもらって事業を開始しました。同じような状況で苦しむ地域は全国に多数有り、2006年10月に「道路運送法等の一部を改正する法律」が施行され、簡単に言うと、過疎地では運輸支局に登録することで、登録ドライバーはお金をもらって送迎ができるようになりました。それとともに、ドライバーが第2種運転免許証を保有していない場合、以前は年に1回自動車事故対策センターの適性診断を受講しなければいけなかったのが、国土交通大臣認定講習を1回受講すればいいように改正されました。これらの規制緩和により、全国でも多くの地域で助け合いの有償運送が始まっています。

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